師走。
師匠、転びますよ!
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午前中に僕が摂取したもの。
+お母ちゃんが淹れてくれた珈琲×2杯
+珈琲ゼリー×2カップ
……カフェイン中毒ではない。断じて。
珍しく、短くも~~を更新してみた。
CPではなく元就夢。で、元就が可愛くて
個人的妄想です。
知るかよ、興味ねーよ、ていうかそんな夢主や元就受けは認めねーよ、というお方はスルーして下さいまし。
取り敢えず何でも萌えるけど、俺の基本的な妄想での夢主は「駒」。
しかも、元就以外はどうでもいい。天下でさえ、元就が言うから見てるだけで、そうでなければランボさんくらい気にしない。
元就には逆らわない、使える駒。服従に服従を重ねて、役に立つ駒。
そうやって、元就を自分がいないといけない、ってところまで追いやっちゃうような危険な生物。
現代ものであろうと、元就を翻弄したり翻弄されたり、な微妙な線をいくといい。
元就はあくまで元就がいい。
ツンでもデレでも、その他の何かでも、「元就」であってほしい。
俺の書く元就は、表現力がないのでなんか違う何かだけど。
つー訳で。
携帯擬人化ネタをおいていこう。青梅殿の書いて下さったものの、俺ネタ。
一応繋げた。つもり。
春之丞と飛鳥が、ああいう性格なので解りづらいけど、密かに怒っています(笑)
二人とも狡い大人だから、自分の感情を表面に出したくないんです。
でも、きっと、飛鳥が行ってたら、お相手さんはこの世に影すら残らなかった気がする(笑)
手に要らぬ力が入って、上手くネクタイが結べない。
寝不足の所為だろうか。
春之丞は小さく溜息を吐いて、ネクタイを諦めた。丸めたそれをワイシャツの胸ポケットに仕舞う。
暗い色のスーツと、それより濃い色のコートを持ち上げると、面倒そうに飛鳥のもとへと向かった。
かたん、と音を立て店へ出ていくと、飛鳥はドアノブを見つめていた。考え込んでいるのか、春之丞に振り向きもしない。
「……飛鳥」
無造作にコートをカウンターに置きながら、静かに声をかける。と、今気付いたとでもいうように飛鳥が振り向いた。
「雪消。…大変だ」
これっぽっちも大変でなさそうな、穏やかな飛鳥の声。
それが春之丞は嫌で堪らない。この男は一体何に対して怒っているのだろう。
「………………何が」
「どこぞの愚か者が悠君を監禁している」
静かに告げられた言葉に、春之丞はわざとらしく眼を見開いてみせる。綺麗に上げられた髪を左手で撫でつけて、疲れたように聞き返した。
「……物好きもいるな。で、何処のだ」
アレ好みの男がいたら喜んでいるかもな。
口の中で呟き、飛鳥を見遣る。飛鳥が落とした名前は聞き覚えのあるものだった。
「これから俺が行ってくるから、雪消は此処で…」
「…いや、お前が残れ」
飛鳥の言葉を遮って、春之丞は胸ポケットからネクタイを取り出した。すい、と飛鳥に差し出す。
春之丞からネクタイを受け取ると、飛鳥は慣れた手つきで結び始めた。
「珍しいな。雪消が自らそんなこと言い出すなんて」
苦笑する飛鳥を暗い色が見つめる。
「……、怒りの沈んだ頭で、何をする気だ?」
春之丞の声に驚いた表情が浮かぶ。わざとらしいそれに、今度は盛大に溜息を吐いてみせた。
からん、とドアベルを鳴らしてドアを開ける。不意に立ち止まって、振り返った。
「…お前は、何に対して怒っている」
捕まった悠と、喧嘩を売った阿呆と。
そうだねぇ。一瞬考えるそぶりを見せてから、飛鳥は微笑んだ。
「両方、だな。…はい、これ伝言。悠君に届けてくれ」
飛鳥がスーツの内ポケットにiPodを押し込んで、春之丞に手渡す。受け取ると、面倒そうに腕を通した。
「雪消は、何で怒っているんだい?」
問い掛けには、ドアの閉まる瞬間答えた。短く、小さく。
寝不足だから、だ。
「……もっと頭を使え。そいつを拉致するところから、減点だ」
いかにも悠の好みそうな男の顔を、春之丞は革靴で踏み付けた。
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