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師走。 師匠、転びますよ!
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疲れました。色々と、色々と。寝てんだか、寝てないんだか。
それにしても、しっかりした紫にペパーミントグリーンのアクセントって本当に忌々しい色あわせだと思う。
何ってあのペパーミントグリーンがいけない。
生きているうちに、またあの配色をみるとは…。むむぅ。

そんなことぼやきつつ、関彦さん(え)の浦島の歌に感動を覚えつつ、藤堂は生きてますよ。
一応。生き生きとはしていないけど、生きてます。
今も、徒歩5秒という遠いところにいる親からの電話を受けながら。
しかも電話の内容は、「葉月との花火二年目なんだけど、選択肢どれ?」っていう。
攻略本首から提げてろよ。と爽やかに笑ってます。
そんな電話を弟の携帯からかけてくる親が、私はとっても大好きです(聞いてない)


ちょっと、練習。
む…、こういうのはどうやったらエロく書けるんだろう…。
森川さんとか、遊佐さんの声の似合いそうなの(何か激しく誤解)


「こっちを、見て?」
これ以上ない程に優しく囁き、髪を梳く。
けれど、その目はこちらを見ることはない。ゆるく伏せられたまま。

「キスされるのが、嫌い?」
苛立ちだとか焦りだとか、そんなものを見せてはいけない。
怒鳴るなど、もってのほか。
辛抱強く囁いて、ただただ髪を梳いていく。
それでも密かに攻めていく。気付かれないように。
髪を梳く手、それも指先を耳に触れさせる。いや、掠めさせた。

「……、」
一文字に引き結ばれた唇が、小さく震えた。
そんな些細なことが、熱を孕んだ感情に爪を立てる。

「お願い。可愛い顔を、見せて。」
上擦りそうになる声を必死に抑えて、知らないふりで言葉を紡いだ。
お願いという名の、意地の悪い命令。
これでもまだ、目をあけることもこちらをむくこともしない。
本当に可愛い。
ふと落とした視線が、固く握られた白くなっている拳をとらえた。
触れたなら、その冷たいだろう手はどれだけ熱くなる?
声を抑えることはできても、頭もたげた欲望を止める術は持っていない。

「大丈夫。ゆっくり…。」
大丈夫、に根拠も何もなく、暗い色の熱だけで拳を解きにかかった。


その手よりはまだ血の通った首筋には、朱い色はどれ程映えるだろうか。


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プロフィール
HN:
藤堂 耀輝
性別:
非公開
職業:
駄目人間
趣味:
書くこと、読書、妄想等
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