師走。
師匠、転びますよ!
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昨日も早く寝たんだけどなぁ。
まだ頭は痛い。胃も熱い。
顔色は治ったんだろうか、微妙?てめーじゃわからんのだ。
むむむ…。
ビデオデッキ逝っちゃったっぽい?
寿命かな、そろそろ。うーむ、困るんだが。
ところで。
遙か4のトレジャーボックス、厚さ8センチって…。
嵩張る、嵩張るよ、お母さんんん!
シャアくらい専用のスペース取らないと駄目かな?(笑)
暇だから携帯擬人化内輪ネタ投下。
ただの薫子ねーちゃんの悪戯です、いや、本気か…?
不吉な音をさせて、春之丞は寝起きでまだぼんやりする体と頭を立てる。
のそりと居間に入ると、飛鳥の姿が視界の端に入った。
珍しい。普段ならまだ眠っているのに。
いつもの位置に座りながら思うのはそんなこと。
何故こうしているのか、なんてことは面倒なので考えもしない。
「お早う、雪消。」
飛鳥にかけられた朝の挨拶は、朝の爽やかさとは掛け離れていた。
わざとやっているのかと問い詰めたくなる程に艶っぽいというか、そんな色を含んでいる。
春之丞としては特に気にすることもなく、伸びをしながら答えた。
「…ん、お早う。お前、徹夜か。」
よくわかったな、と苦笑しながら飛鳥が珈琲の入ったマグカップを春之丞の前に置く。
テーブルに触れると僅かに音を立てた。
「……わからいでか。いつもの胡散臭い爽やかさを忘れ………………、」
珈琲を一口飲んで顔を上げた春之丞は何故か動きを停止させる。
そんな春之丞の視線を言葉にするなら、ふざけているのか、だ。
「雪消、どうした?」
小さく首を傾げて、飛鳥が問い掛ける。
と、春之丞は視線をそらして呟いた。
いつもより小さく。
「…………何だ、その頭は。」
「頭?」
呟かれた言葉を返して、左手で触れる。
そこでやっと解った飛鳥は、ああこれ?と春之丞に笑った。
いつも一つに結わえられた飛鳥の暗い茶髪は、上の方だけ掬って留められていた。
それだけならまだしも留めた髪には暗色の大きなリボン。
「薫子が珍しく夜中に起きてきてね。勝手にこんな風に。」
苦笑する飛鳥に向けて、春之丞は無表情の中に哀れみを潜めた。
「、お疲れ。寝ぼけてらしたのかもな」
我が姉上は。
ぽつりと呟いて、飛鳥に向けていた視線を落とした。
春之丞もやったらどうだ?似合うかもしれないぞ?
…断る。
何でもなく笑う飛鳥に、春之丞は嫌そうに顔を歪めた。
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