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師走。 師匠、転びますよ!
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薄桜鬼、ほくほくやっとります。
それにしても何故に近藤さんや山崎くん、ていうか姫。姫姫姫…!(注:永倉の新八さんのこと)
どうして貴方達を攻略出来ない…!
ちくしょう、歯ァ食いしばれ、総司!いや寧ろしょーたろー!
茶が温い言うなら熱湯でいれてやる!
こんちくしょう、愛してるぞ!!


………疲れました。
で、ちゃんと買ったというのはMISORA組の2巻です。
勿体なくてまだ読んでません(え
そして、まさかの戦う!セバスチャン8巻。
いつの間にだ、びっくりだ。
末広がりの第8巻だそうな。そんで、うんぽこ無くなるから、#になるそうな。
でも特に変わりはないらしい(笑)
あ、すげぇネタバレ?
くはは、気にしない気にしない。
小さいことは気にするなって、みつきちゃんが言ってた。




さて。さてさてさて、参ります。
腹から声を出して参ります。肺活量は3000Overです。

柘榴君!お誕生日、おめでとう…!!

という訳で、お祝い文です。勿論、駄文です。ごめんなさい。
主役の柘榴君、紅葉君。そして桃夜君、李玖君。
勝手にお借りしました。
今度、李玖君とのお話も書いてみたいものです。……駄目、ですかね?




「六人、」
多くないか、という疑問を乗せて春之丞は飛鳥を見遣った。
「あぁ。李玖君という、桃夜君のお兄さんで柘榴君の…、お友達も来るんだよ。」
だから六人、と手を止めず答える。
春之丞は軽く頷いて飛鳥の手元をぼんやりと見つめる。
作っているのは、それこそ軽食と誕生日ケーキだろう。
そんな視線を受け止めて、飛鳥はくつくつと笑う。
「何だ。」
「雪消も作るだろう、柘榴君の為のケーキ。」
分かっているよ?と訳の解らないことをいう飛鳥に、ほんの一瞬、ライターを投げ付けたいと春之丞は思った。


「お兄ちゃん、ハッピーバースデー!」
紅葉に続き、各々祝いの言葉を伝えていく。
「おめでとうございます。」
「誕生日おめでと、な。柘榴。」
それと一緒に渡されていくプレゼント。
「おめでとう、柘榴君。君のこの一年に幸多からんことを。」
「さんきゅ、皆。」
柘榴の顔に、少々照れ臭そうな、けれど笑みが浮かんだ。

店は貸し切り、つまり六人でカウンターを挟んでいた。
李玖と会うのは初めてだ。
いつものように飛鳥は笑顔で挨拶を交わし、春之丞はやはり無表情で「成る程、橙か。」と呟いた。
勿論、本日の主役である柘榴のツッコミは鋭く入った。
「……お、このパイ。ミートパイ?」
慣れた手つきで盛りつける飛鳥を、柘榴は見上げた。
料理といえば、というところだろう。それを見越して、飛鳥は目を細める。
「そうだよ。雪消が作ったんだ、……君の為に。」
珍しいものを作るよね。最後は声をどこか潜めて言う。
しかし、視線が春之丞を捕えているところを見るとわざとでしかない。
その言葉に、柘榴は驚いた顔を見せて、それから可笑しそうに笑顔を見せる。
「春之丞さんッ、ありがと。」
「…構わん。」
何と無く不安定な居心地を感じながら、春之丞は楽しげな様子を見つめた。



酒も入り、ふわりと雰囲気も変わった頃。
春之丞は不意に立ち上がり、煙草を銜える柘榴に歩み寄る。
背中側から手を伸ばして、何処からか取り出した小さな箱をカウンターに置く。
とん、と。
「春之丞、さん?」
「…おめでとう、柘榴。」
身を屈め、柘榴の耳元。唇のつきそうな程に直ぐ近くで囁いた。


するり、影のようにカウンター内に入る春之丞の背中と、置かれた箱を柘榴は見比べる。
小さな箱についた、更に小さいカード。
それに書かれた筆記体が、その箱の意味を教えていた。

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