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師走。 師匠、転びますよ!
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今年も宜しくお願い致します。
と、いうことで。

またネタです。携帯ネタです。
因みに飛鳥はザキと紅銀と炬燵でぬくぬく←


「飛鳥さん!春之丞さん!」
「初売りいきましょ?」
よっ!と手を上げた柘榴に、元気に名を呼んだ紅葉に、にこにこ笑顔の杏子。
祝日も通常営業の店で、新年明けたらば相も変わらず飛鳥は笑みを浮かべて、春之丞は無表情で3人を迎え入れた。
「初売りか、いいね。行こうか。」
「のらりくらり逃げていた奴がよく言う。」
そう言った飛鳥に、春之丞の眼は恨みを含んで見つめた。
紅葉と杏子はきょとんとしてそんな春之丞を見つめた。
「どうかしたの、春之丞さん?」
「杏子はね、今日初めての初売りよ?」
柘榴はあー…と声を漏らした。
何かを察したように。
「まさか…初売りはもみくちゃにさせられた?」
「初詣もだ。」
ははは、と飛鳥が笑う。完全に他人事だ。

<初売り>
女性ものの初売りに黒づくめの大男というのは不釣り合いだ。
「了解~!あ、春くん頑張ってね。」
「作戦は把握した。」
ましまろは敬礼をし、ヨミは静かに頷く。
きりりと切れ長の眼を光らせて、クロは言った。
「よし、行くぞ春之丞。行く先は戦場だ。」
そして火蓋は切って落とされた。

「とか、」

<初詣>
「春さん、春さん!凄いですね~!」
「人が沢山、お祭りみたい。」
にこにこにこにこ。ロージーと阿羽が笑う。
大晦日から並んで、並んで、春之丞はそこにいた。

「とか、色々と雪消は元気だったね。」
思い出したように言う飛鳥、にツッコミを入れたのは柘榴だった。
「何か最後の短くなかったすか?」
「気の所為だよ、お兄ちゃんッ。ね、杏子?」
「ん~…、杏子はね、短かったと思うよ?」
制服姿の女子というのは、すべからく素直なものである。紅葉のフォローさえも気にしなかった。
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