師走。
師匠、転びますよ!
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愚かタイプには、取り敢えず坊ちゃまの「物でつる」をぶつける。
安直と言わないで。
あ、前の携帯の設定が多少出来た。のであげてみる。
バトンで春之丞答えた時のをベースにしてみた。
◇1.あなたの携帯のお名前、機種名は?
→機種は、J-SA05。
名前は、飛鳥(あすか)。
苗字は秘密。因みに母の命名。
◇2.あなたの携帯性別は?
→男。あ、春之丞よりこっちのが漢かも。
◇3.特徴を箇条書きしてください
→
・出逢ったのは4年前だが今も健在(データも飛んだことがない)。
・ディープネイビーとシャンパンゴールドの鎧。縅か何かか(え)。
・(春之丞程ではないが)身体に傷痕。右ヒンジ破損。
・フリーズ知らず、基本的に起動形態。
・寒さに弱い(充電減りがち)。
・データはやはり俺の所為でカオス。
◇4.モデルがいますか?
→全ては耀輝めの妄想でお送りしております。
◇5.最後に、イラストが描ける方は絵を、描けない方は外見の特徴を書いてください
→茶がかった髪は肩につく程度(小十郎くらい)で、下の方で一つに纏めている。
因みに前髪は真ん中分け。
黒鳶の眼。視力は近視に乱視混じり(老眼ではない)。
右脚の膝から脚の付け根にかけて(かなり深かったであろう)傷痕がある。
その所為か、(気を張っていないと)たまに可笑しなところで動作がぎこちなくなる。
あまりこだわりはないが、シャツにジーパンなどラフな恰好が好み。取り敢えずTPOに合わせることが多い。
店は、酒なら何でも御座れな店(え)
あれ。こっちの方が萌える?あれ?
満月殿。
いえいえ。お気にせず。
体調、確実に回復に向かっているようで、安心で御座いますっ。
あ、大丈夫ですか?育成日記。 良かったぁ…。
続き…、実は続きは書いていたりします。裏ばかりですが(笑)
こちらこそ、宜しくお願い致しますね。
相互有難う御座いまする!
菜戸殿。
お、ペルネタ尽きますか?…俺の勝ちか?(え)
てな訳で、台詞を繋げてみました(笑
あ、いや、寧ろ済みませぬっ。あんなもの晒して…!
って、え!?ドツボ…?
それは嬉しいですが、破廉恥文ってどのですかっ?
破廉恥ばかりですよ、削除ものの。
大丈夫ですかね?クロ殿の素敵さが表せなくて申し訳なく…。
では、春之丞視点、上げてみます。
バトンもやらせてもらいますよ。
はい、つーことで、春之丞視点、いきます。
許して下さいっ!
いつもの倍、春之丞はぼんやりとしていた。
朝から後頭部を強打した所為だろう。何と無く視界が揺れている気がする。
小さく溜息を吐いて手元を見ると、短くなった煙草。いくらも吸っていないそれを、仕方なく灰皿に押し付ける。
その姿は、いっそのこと可哀相に思えた。
新しい煙草を取出し、しかし火を点けるでもなく指先で弄ぶ。
別に可哀相な煙草を作るのが春之丞の趣味という訳ではない。
「なぁ、アンタ火ぃ持ってない?」
そんなことをしていると、不意に背後から声をかけられた。
「…は!?」
つい声が漏れる。しかも、ここ一年で最も感情が篭った声だ。
………出来る、のか。
気配には敏感な自分が気付けなかった事実に、春之丞は緊張する。
僅かに殺気を視線に乗せ振り向いた。
そこには長い黒髪の美女。
銜え煙草の美女は、殺気に気付いた風でもなければ、こちらに敵意を抱いているようでもない。
やはりぼんやりしていて気付かなかっただけらしい。
要らぬことを春之丞が考えていると、美女が銜えた煙草を揺らした。
「火」
そういえば火を要求されていたな、と春之丞は胸ポケットからライターを掴み取った。
渡すことはせずに、春之丞はライターに手を添えて火を出す。半端な長さだ。
そのままそれを煙草に近付けた。
美女は戸惑うことなく顔を寄せる。春之丞は煙草に火が点いたのを確認すると、己の手を引いた。
「サンキュ」
美女は短くそう言うと、紫煙を燻らせる。春之丞は煙を辿り、美女を初めてまともに見る。
黒髪が風に揺れるのを見ながら、春之丞は手にしていた煙草を銜え火を点ける。一口喫んで、頭を働かせた。
見たことは、………ない。な。多分。
ということにして、春之丞は煙草の灰を落とした。
「は…春…春、何だっけ?」
「?」
黙っていた美女が、唐突に問うてくる。残念ながら今は春と呼べる季節ではない。
意味が解らず、春之丞は首を傾げた。
「アンタの名前」
名前?
確かに名には春がつくが、名乗ってはいない。そして、他に名の知られる覚えもなかった。
「…?」
無意識のうちに、表情やら眼差しやらが訝しげな色を含む。
春之丞のそれに、目の前の美女はそういえば、とでもいうような顔をした。
一拍置いて、口を開く。
「えー、と。俺はクロ。など…菜戸狐狸の…」
…菜戸様。
「あぁ」
やっと合点がきた。
そう思うと不思議なことに、クロ、というのも聞いたかも知れない。という気になってくる。
それ程、今朝の衝撃は強かった。
「ま、ヨロシク」
「どうも」
取り敢えず、挨拶に短く答え頷く。すると、美女に右手を差し出され、握手を求められた。
重たそうに出された春之丞の右手を、美女は掬い上げ握手の形を取る。
手を引っ込めようとしたが、離してもらえない。
「で、名前は?」
「春之丞」
「そ」
やり取りの間も、手は握られたまま。
何故、と聞くこともなく美女を窺うと、真剣な眼とかち合った。
「忘れたらスマン」
他人を覚えるのは苦手、と美女はいう。何と無く共感を覚えた。
しかし。携帯が持ち主に似る、というのが本当なら春之丞は覚えられるだろう。
気に喰わんが…、な。
何とも言えない表情を浮かべると、何故か美女は笑い声を上げる。
大きく揺れる手を、やはりぼんやりと見つめた。
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