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師走。 師匠、転びますよ!
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ぼったくりトリッシュ。痛いの痛いの飛んでけ~!
はい、今日も駄目人間です。皆様如何お過ごしでしょうか。
いつものことですが、頭可笑しいっす。かなりトンでますぜ、アニキィ!!(何)

そういえば、昨日「瀬戸内カレー」食べました。
美味かったっすよ。問題なく。スパイシーで、美味美味。
でもさ。2食分に爪楊枝旗のシールで500円。……う~ん。どうかねぇ。

「小十郎の政宗育成日記」をネタ庫に上げる勇気を下さい…。



満月殿。
体調不良は、ゆっくり休んで治して下さいましね。
無理は禁物ですから。ね。



菜戸殿。
えーと。長らくお待たせ致しました。俺ver.です。
ずっと悩んでました。
いや、結局、クロ殿の格好良さが素敵さが…、俺の日本語能力では表せなかったのですが…。
何か、こんなんクロじゃないって、と思うところが御座いましたらおっしゃって下さい。
直しにかかりまするっ。

って、クロ殿、大丈夫…じゃないか。水没は恐ろしい、ですね。
春之丞が俺に「雪消」って呼ばれるの嫌がるのは、その頃水没させた所為です…(あ)
良くなることを祈っております。
そしてきぃちゃん殿(え)、よしなに~。

あ、菜戸殿が書いて下さったものの、春之丞視点なんつーものも作ってみたのですが…?



それと。
これに出てくる、クロ殿と春之丞でない奴は、春之丞の前に使っていた携帯です。
健在なので、擬人化してみた(笑)
そのうち設定作ろうかな…。

 

き、と音を立てて滑りの悪い開き戸を引く。
踏み入れると、店内の狭いカウンターに女性客が一人。
気にもせず、春之丞はその客から一席空けて座った。
注文をして、ふと息を吐く。目の端で、店主が先客にグラスを差し出した。
腕が伸び、滑らかな動作でグラスを受け取る。
それに見覚えがあって、春之丞は視線だけを女性にやった。
……あ。
「クロ…、さん」
名を呟くと、その女性、クロは顔を上げ春之丞を見た。
「ん…………と…、誰だっけ?」
真剣に問われる。
ああ、忘れられていたか。
忘れるかも知れないと、そう言っていたのを思い出した。
どう説明しようか悩み、春之丞は邪魔な前髪をかき上げようと手を額にやる。
邪魔だから切る、という考えは今のところない。
額…?
はたと気付く。いつも触れる髪がない。
「あ」
珍しく前髪を上げていたのを忘れていた。
春之丞はほんの一瞬顔を歪めて溜息を吐く。
額に当てた手を持ち上げ、指で髪を落とした。
春之丞を見ていたクロの目が、信じられないとでもいうような色を乗せる。
「まさか…、春之丞?」
視線を返して、頷いた。
それを見ると、クロは手にしていたグラスを置いて春之丞に向き直る。
「あーと、悪い」
「いえ。………前髪を上げると、どうにも印象が変わるようで」
元を覚えて下さっただけで…、十分。
そう答えるがクロは、だけどさ、と続ける。
こういった感情は春之丞にはないもので、悪い気はしなかった。
「………なら。酒を、奢らせてもらいます」
言えば、クロは難しい顔をする。
何故この流れで春之丞が奢る、という形になるかが解らないらしい。
「寧ろ、ここは俺が奢るべきじゃないのか?」
首を傾げる姿に苦笑した。勿論顔には出ない。
「………気分、です。大人しく、奢られて下さい」
「アンタ意外と…、仕方ない。奢られてやるか」
言葉の最後が笑いに溶ける。
それを見計らっていたように、店主が酒を突き出した。
 

「ところで春之丞。何で敬語?」
カラン、とグラスの中、氷が踊る。
「………何と無く?」
何故か疑問文の答えに、クロは苦笑した。
「似合わないよなぁ」
「…なら、普通に、話す」
これで楽になる、と、春之丞はそんなことを思っていた。

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藤堂 耀輝
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